CP+ 2014に行ってきました。
CP+2022 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」
2年ぶりにCP+に行ってきました。2年前といえばD800のタッチアンドトライがあった年です。
続きに各社のブースで印象に残ったことなど。
Nikon
まずはNikonブース。講演とジオラマ撮影、モデル撮影などが人気を集めていたように見えました。他にはD3300のタッチアンドトライに人が集まっていました。私は58mmF1.4が見たかったのですが、会場では見つけることが出来ませんでした。
面白かったのは、ナノクリスタルコートの展示です(写真2枚目)。光の反射をかなり抑えていることが一目でわかります。また、時期フラッグシップとなるD4sのモックが、ガラスケースの中に展示されていました(写真3枚目)。2年前と比べると、大人しい印象をうけるNikonブースでした。
配布していた「私のNIKKOR」は、プロの作例とレンズ紹介が一体となったような冊子で、非常に読み応えのあるものでした。
RICOH PENTAX
RICOH PENTAXブースでは、645Dのタッチアンドトライをはじめ、K-3のAF追従を試せるコーナーがありました。また、おなじみのカラフルなQ7の展示が目を引くブースでした(写真1枚目)。
このブースで面白かったのは、RICOH THETAです(写真2枚目)。1回シャッターを切ると、360度撮影ができるアレです。これの体験コーナーがあり、ちょっとした列を作っていました。私も試させてもらいましたが、360度の写真自体が新鮮で面白かったです。iPhoneアプリをインストールして、Wi-Fiで接続するだけで写真が転送される仕組みは、最近のカメラに多く見られるものと同様です。
FUJIFILM
FUJIFILMブースでは、X-T1のタッチアンドトライにかなりの列ができていました。こちらは先日富士フィルムスクエアで触ってきたのでスルーしました。この列に並ばなくても、サンディスクブースに2台ほどX-T1があったので、そちらで触ることができました。E-M1とEVFを比較してみたりしましたが、私には好みの差だなあというくらいにしか言えそうにありません。
面白かったのは、スマホでチェキのコーナー。iPhoneアプリをインストールして、写真3枚目の機器にWi-Fiで接続し、写真を転送します。すると、その場で写真が印刷できるというものでした。スマートフォンで写真を撮る機会は増えましたが、データとして放置されることが多くなった今日では、面白い製品だなあと思います。
Panasonic
Panasonicブースでは、GH4のタッチアンドトライをやっていました。直前にE-M1を買っていたので、そちらはガラスケースの中に展示されていたものを見るだけに。パッと見の印象は、これまでのGHシリーズ同様一眼レフスタイルだなあというくらいで、際立った何かがあるわけではありませんでした。
また、42.5mmF1.2のノクチクロンの試写(GX7でモデルさんを撮影)できるコーナーがありました。レビューはここやこのへんに。GX7との組み合わせでは、レンズが大きいと感じました。しかし、背面の液晶モニタで確認した画像は、ほしいなと思わせるだけのものがありました。42.5mmはF0.95というMFレンズもラインナップされているので、非常に悩むところですが、どちらも安くはないのでじっくり考えてどちらかを購入したいですね。撮影したデータやレンズを自分のボディの付け替えるのは、Panasonic機のみ可のようでした。
OLYMPUS
OLYMPUSブースでは、新発売となったE-M10をはじめとしたOM-Dシリーズのタッチアンドトライを中心に、既存m4/3機種が触れるようになっていました(写真1枚目)。こちらは、撮影データ持ち帰り可でした。E-M10には最新の電動パンケーキズームが装着されていました。ボディ自体は、事前に見た画像で「なんかかっこ悪いなあ」と思っていましたが、実物を見ると意外とそうでもありませんでした。撮影した画像のデータは、まだLrなどが非対応のため見ることが出来ていません。
また、先日開発発表がされた7-14mmF2.8(写真2枚目)や300mmF4のモックアップがありました。どちらも非常に小さく、発売が楽しみなレンズとなりそうです。
STYLUSのほうでは、海外発表のみだったSP-100EEのタッチアンドトライコーナーがありました。ちょっと触ってみましたが、ドットサイトは慣れるまで時間が掛かりそうでした。EVFも搭載されていますが、E-M1などのように高性能のものではなく、おまけ程度に考えたほうがよさそうなものでした。
SONY
SONYブースでは、発表のあったα6000の展示やα7などのタッチアンドトライコーナーがありました。フルサイズミラーレスのほうは、事前に触っていたのでスルーしました。α6000は、NEX-6/7を統合する後継機とのことですが、SONYはAPS-Cミラーレスをどうするつもりなのでしょうか。ユーザーではないのであれこれ言っても仕方のないことですが、気になるところです。
ZEISS Voigtlander
こちらのブースでは、最新のOtusをはじめ(写真1枚目)、多くのレンズが展示されていました(写真2枚目)。展示しているだけで絵になるのはさすがといったところでしょうか。Otusは実物を見ると、予想以上に大きいレンズでした。値段だけでなくサイズもビックなOtus 55mmF1.4でした。
また、m4/3のNoktonもいくつか展示されていました。
SIGMA
SIGMAブースでは、先日発表になった新dpシリーズの展示やタッチアンドトライに人が集まっていました。こんなレビューが出てくるほどユニークな形をしたカメラです。タッチアンドトライはかなり並んでいたので断念しました。
ブースの後方には、Nikonブースなどと同じく望遠レンズを試せるコーナーがありました。
Tamron
Tamronブースでは、開発発表のあった16-300mmと、28-300mmのモックがありました。前者はAPS-C専用ですが、後者はフルサイズ対応なので、期待が高まります。
また、4月発売予定の150-600mm(Nikon用)のタッチアンドトライコーナーがありました。背面モニタで確認した感じでは、600mmもF8くらいまで絞ると良好でした。あとは動体追従性がどれほどのものなのか、気になるところです。サイズや重量は、今使っているSIGMAの50-500mmとほぼ一緒なので、評価によっては買い替えとなるかもしれません。
CASIO
CASIOブースでは、28-300mmのF2.8ズームを搭載したEX-100や、EX-10のタッチアンドトライのコーナーがありました。スタッフさんの説明曰く、「カメラメーカーではないので、初心者でも分かるような操作系にこだわった」とのこと。実際触ってみると、直感的に操作できる部分が多く、非常に好印象でした。背面の液晶モニタも従来の機種より大きめで、撮った写真を見るのも快適そうでした。
GoPro
ちょっと他のブースとは違っていたGoProブース。スイフトとバイクが展示してありました。なんとなく興味はあるものの、使い道が見出だせずにいるGoProですが、バイクを購入したらほしいなあと思っていたりします。カタログをもらってみましたが、周辺機器よりはもう少し実例を載せておくと良いのではないかなあと思いました。
その他
2012年と同じく、Canonブースはあまり見ずに終わりました。G1X mk2のタッチアンドトライや、撮影したパネルが展示してあったと思います。パネルのほうはかなり大きなサイズだったので、かなりしんどい印象をうけました。「APS-Cにせまる」1.5インチセンサーとカタログに書くくらいなので、X-Pro1のパネルを見た時くらいの感動がほしかったですね。
ケンコー・トキナーブースでは、各種フィルターやレンズの展示などがありました。トキナーのレンズはいつか試してみたいと思いながらも、未だに使ったことがありません。今回は、カタログをもらってくるにとどまりました。
ハクバブースでは、トートバッグを無料配布していました。各社のカタログをいれるのにとても役立ちました。最近買ったリュックといい、お世話になっております。
最後に写真映像用品年鑑をもらい、3時間くらいでパシフィコ横浜をでました。横浜で少し写真を撮った後、日産グローバル本社ギャラリーに行きました。
事前登録が必要ですが、無料のイベントでここまでいろいろできるとなると、来年もぜひ参加したいものです。