OM-D E-M1を購入。

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ミラーレス一眼カメラ OLYMPUS OM-D E-M1|オリンパス

先日、オリンパスのE-M1を購入しました。ソニーのα7Rと富士フィルムのX-T1と迷ったのですが、E-M1にしました。


E-M1に決めた理由

理由は主に3つです。
第1に、システム全体がコンパクトになることです。これまでのカメラがD800、フルサイズセンサーのカメラなので、ボディやレンズが大きく、重くなってしまいます。なので、システム全体として小さく、軽くなるサブカメラが欲しいというのが、ミラーレスを再導入しようと考えたきっかけです。
α7Rはフルサイズセンサーを採用しています。X-T1はAPS-Cセンサー、E-M1はm4/3センサーです。この順でセンサーサイズが大きく、レンズも大きく、重くなります。実物を確認した時点で、α7Rは候補から外れました。
第2に、キットレンズの性能です。X-T1は、27mmスタートでテレ側がF4になり、防塵防滴ではないレンズです。対してE-M1は、24mmスタートでF2.8通しかつ、防塵防滴のレンズです。Xマウントは、今年中に16-55mm F2.8というレンズが出るようですが、そこまで待てません。
第3に、ボディ内手ぶれ補正の有無です。X-T1もE-M1もボディ内手ぶれ補正を搭載していると思っていたのですが、前者はレンズ側での手ぶれ補正でした。最近の機種にはフォーカスピーキングが搭載されているので、MFレンズを使うことになったらと考えると、ボディ内手ぶれ補正は欲しい。
こういった理由から、E-M1に決めました。あとの理由は、以前にm4/3を使っていて、もう一度使いたいレンズ・使ってみたいレンズがあったことでしょうか。

実際に使ってみて


京都 - 2014.02.13-17 - a set on Flickr
先日京都に行った際、メインカメラとして使ってみました。サブとして、D800+12-24mmを持って行きましたが、1日だけしか持ち出しませんでした。以下、その時の感想です。

荷物が軽い

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見た目の比較だけでかなり大きさが違うのだなあと改めて思いました。数字で比較してみると以下のとおり。

E-M1 12-40mm
約497g*1 382g 879g
D800 28-75mm
約1000g*2 510g 1510g

D800にタムロンの28-75mm(A09Ⅱ)をつけると1.5kg、すごく使いやすい組み合わせなので重宝していたのですが、重いですね。フルサイズセンサーのアドバンテージを取るか、軽さを取るかというところでしょうか。

防塵防滴なので気楽に使える

京都の初日は雪で、2日目は雨でした。カメラも自分もずぶ濡れになりながら写真を撮りました。「防塵防滴だから」と、ボディやレンズの水滴は気にせずに使っていたのですが、現在でも正常に動きます。多少の水滴ならD800でも使い続けられるのですが、精神的によくない。雨でも気楽に持ち出せるというのは、大きなアドバンテージだなあと思います。

撮影時の設定が反映されるEVFは便利

X-T1もそうですが、E-M1もEVFに力が入っている機種です。EVFの利点のひとつとして、撮影時の設定が反映されることにあります。これまでGH2で、少しだけEVFを使っていましたが、それ以外はOVFでした。それがEVFに変わると、露光や色味が補正されることがとても便利だなあと思います。ただ、EVFで見ていた画像と、撮影後に確認した画像で露光に違いが見られることがありました。キャッツアイコントロールが関係しているのかなと思い、現在はOFFにしています。

チルト液晶・タッチパネルは使い勝手が良い

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この写真は、縦に置かれたレンズを上から撮影しています。D800であれば、ある意味勘で撮影しなければならなかったのですが、E-M1はチルト液晶なのでこういった場合にも便利です。ローアングルの撮影でも、当然効果を発揮すると思います。
タッチパネルは、撮影時よりも画像再生時に便利だなあと思いました。簡単に言ってしまうと、iPhoneで写真を見ている感じです。普段からスマートフォンを使っている人は、便利に感じるかもしれません。


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欲を言えば、この画面を表示したときに、タッチ操作で設定を変更したい項目を選択できるようにしてほしいですね。そして、タッチ操作で設定を変更するところまでできるようになってほしいです。

カスタマイズ性が高い

ボディには2つのFnボタンがあり、前面にも様々な機能を設定できるボタンが2つあります。また、12-40mmにはFnが1つあり、ここにも機能を設定することが可能です。今のところ、電子水準器やデジタルテレコン、フォーカスピーキング、感度設定などを登録して使っています。Nikonと違い、Fnに感度設定が登録できるのは本当に便利で、ファインダーを覗いたまま感度が変更できます。これらを使いこなせるようになれば、ファインダーから目を離すことなく、いろいろできるようになりそうです。また、フロント/リアダイヤルの機能を切り替えるレバーがあることも、カスタマイズ性の高さに寄与していると思います。

Wi-Fi共有は思っていたよりもスムーズ

旅行中に撮った写真は、大体instagramにアップしているタイプの人間です。なので、撮った写真をすぐiPhoneに転送できる機能には、興味がありました。が、なんとなく設定や転送手順が煩雑、面倒なのではと思い敬遠していました。
実際のところ、初期設定はQRコードを読み込むだけで、転送には「①カメラのWi-FiをON ②iPhoneをカメラのWi-Fiに接続 ③iPhoneでアプリを起動 ④転送」の手順で事が済みます。カメラのWi-Fiに接続中は、インターネットが利用できませんが、こんなに簡単ならもっと早く使っておけばよかったと思っています。

バッテリーの持ちはよい

と、感じます。D800のバッテリー消費が大きい(OVFの撮影が9割以上でも)ので、その感覚で使っているとバッテリーが減らないなあと思います。ボディ内手ぶれ補正があるので、もうちょっとバッテリー消費が激しいのかと思っていましたが、京都で1日使っても3から減ることはありませんでした。ちなみに、電池の警告レベルは+1(早め)に設定しています。

手ぶれ補正は片手で1/20、両手で1/8まで

大いに個人差があると思いますが、私の場合はこんな感じです。
また、シャッター半押し中に手ぶれ補正の効果がEVFに反映されるのは非常によいですね。

予想以上にボケない

D800に慣れていたせいか、F2.8で撮影しても思ったよりボケないなあと感じてしまいます。軽くなった分のデメリットなので、仕方のないことではあります。

ズームの回転方向がNikonと逆なので戸惑う

慣れですね。

ホットシューカバーがとれやすい

かばんから出すと、ホットシューカバーがずれていることが多々ありました。少し気をつけて使うか、予め外しておくのがよいかもしれません。

オリンパス製品は傷がつきやすいのか?

この京都旅行と、CP+に持ちだした時点でFn1ボタン付近とレンズフードに小さな傷がついていました。GF1をはじめPanasonic製品を使っていた時には、あまり傷が気にならなかったので少し驚いています。D800は昨年サーキットで何度も使用したため仕方ないとはいえ、それでも目立った傷はありません(グリップの劣化などはありますが)。E-M1は特にぶつけたり、落下させたりということはないので、傷が気になる場合は注意が必要かもしれません。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8との組み合わせ

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先に書いたように、思った以上にボケないなあということで、75mm F1.8を前倒しで導入しました。撮った写真はこちらです。E-M1はブラックなので、合わせてブラックにしました。思っていたよりもかなり小さく、ボディとのバランスも良い感じです。


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隣にiPhone5sを置いて、大きさを比較してみました。これで35mm換算150mmなので、小さいなあと思います。


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このレンズの問題といえば、フードがやたらと高いことです。なので、純正のものではなくこれをつけてみました。純正のものより短いので、どれだけ効果があるのかは現時点ではわかりません。Googleで検索してみると、こっちを使っている人もいるみたいです。写真ではわかりにくいですが、レンズのほうが若干艶があり、フードは艶消しっぽくなっています。

おわりに

3機種からE-M1に決めた理由と、実際に使ってみた感想や要望、75mm F1.8との兼ね合わせについて書きました。
で、結局どうなのかというと、私としてはかなり満足しています。細かい部分で改善してほしいところはあるものの、それを補うだけのものがあると思います。
また、E-M1を導入したことで、D800の良さを改めて実感することができたのもよかったです。撮影機会に応じて使い分けていければいいな、と思います。

*1:(CIPA準拠 付属充電池およびメモリーカード含む)

*2:(バッテリーおよびSDカードを含む、ボディーキャップを除く)