2013 SUPERGT Rd.2 FSW
Collection: 2013 SUPERGT ROUND2 FSW
4/28-29に開催されたSUPERGT第2戦、富士スピードウェイ500kmレースに行って来ました。昨年も300kmレースを見に行ったのですが、また見に行く時のために観戦記を残しておこうと思います(続きは写真多め・長めです)。
【2014/03/28 4箇所ほど追記しました】
http://www.fsw.tv/3ch/3_1guide/index.html
富士スピードウェイの公式サイトは情報が充実しているので、確認しておくと当日の動きがスムーズになってよいと思います。今回も含め、観戦(撮影)した場所はA〜Lになります。
SUPERGTでは移動はシャトルバス・自転車・徒歩になります。今回は折りたたみ自転車を持参しました。場内は全体的に自転車可のようですが、メインスタンド前など人が多い所では押して歩くべきかと思います。またアップダウンが激しく、折りたたみ自転車では車輪が小さいために結構疲れます。最終的にはシャトルバスを使って移動することになりました。
というわけで、以下でA〜Lでどのような感じで観戦できる(写真が撮れるか)を書いておきます。
Aは1コーナーの出口から2コーナー、A付近ではコカコーラコーナーくらいまでを見渡せます。1コーナー出口はガードレール的なものでブラインドになっているので、いきなり飛び出してくる感じです。また金網が高くなっているので、脚立もしくはF値の低いレンズがあるといいかもしれません。うまくやれば、現像でなんとかなる場合もあります。
また1コーナーの内側のこの場所は、メインスタンドからスタートして、Lの先の道に右折して入り、下り坂・トンネルを通ってすぐのところの道に左折して入ると行くことができます。入り口には進入禁止の看板がありましたが車両のことかもしれませんね。
Bはコカコーラコーナーを少し遠く・高い位置から撮影することができます。金網は写真のような構図を狙うならほぼ影響はないと思います。コカコーラコーナーの進入を狙うのは厳しめなので、Cから撮影することをオススメします。
Cは2コーナーの立ち上がりからコカコーラコーナーの正面、立ち上がりまでを見ることができます。金網はありますがそれよりも高いところから撮影できるので、撮影には向いているところだと思います。但し焦点距離が長いレンズでないと厳しいかもしれません。
Dはアドバンコーナーの進入から立ち上がりまでを撮影することができます。ここも金網より高いところから撮影できるのと、低めから一枚金網を挟んでプレス用の穴が開いているところを狙って撮影することもできます(1枚目)。
天気がいいと富士山も見えます。
Eではアドバンコーナー立ち上がりをほぼ正面から、また300Rへと進入していくマシンを撮影できます。金網もほぼ問題ない高さです。流し撮りしたい人で、メインストレートでは速すぎで撮りにくい、という人にオススメの場所かもしれません。
Fでは至近距離で300Rからのフルブレーキングが見れます。しかし金網が高いので脚立がないと厳しい場所だなと感じました。
Fではダンロップコーナーの内側から撮影することができます。ここは決勝の間ものすごく人気の場所なので、うまいポイントを見つけるのも大変です。金網はほどほどに高く、脚立があればいいなあと思いますが私は使っていません。マシンは低速なので写真自体は撮りやすいです。
Hは300R終わりからダンロップコーナー全体を見ることができます。金網はほぼ問題ないですが、300R終わりは距離が遠いので撮影にはあまり向かないかもしれません。ダンロップコーナー以降は低速になるので撮影はしやすいです。
Iは少々変な場所になります。歩道橋の上からの撮影になりますので、観戦向けではありませんし、あまり長居できるところではないと思います。ただ撮れる写真がなかなか良い感じなので、私としては押さえておきたい場所のひとつになりそうです。
Jは13コーナーの進入から立ち上がり、パナソニックコーナーへの進入を後ろから撮ることができます(3枚目・金網あり)。13コーナーのほうは、ほぼ金網の影響はありません。
ここは地図上のP15付近のトイレのところから入れるところで、広めのスペースなので撮影もしやすいです。マーシャルの方や緊急車両などのための金網がない部分もあり、低い位置からの撮影ができる場所でもあります(4枚目)。
WEC in Japan(静岡県)- 2012.10.14 - a set on Flickr
Kはプリウスコーナーを見渡せる場所で、ここへ行くにはコースの内側に入らなければなりません(Jの位置から行けると勘違いしていたためSGTでは撮影に行けませんでした)。ただしここも押さえておきたいポイントのひとつで、金網もそこまで影響がない場所であったと思います。脚立持参の人は多かった印象はありますが。
Saturday Free Practice / Pit Walk - a set on Flickr
メインスタンドは2階席が決勝日に指定席になり、予選日は全席自由席だったと記憶しています。50-500mmでは振り回すのが大変で18-270mmを使っていた記憶がありますが、至近距離かつスピードも速いので流し撮りはかなり難しいと感じました。
以上がA〜Lまでのポイントで撮影した写真になります。初めて行ったときは徒歩でしたしどこでどのような写真が撮れるのかさっぱりわからなかったので、そういう人の参考になればよいなと思います。
また、富士スピードウェイといえば決勝後のサーキット内渋滞も有名ですが、車で来ている場合、P15に車を停めておいてフィニッシュ直後に車に向かい、すぐに西ゲートへ向かえば2,30分くらいで出ることが出来ました。
また予選日、決勝日にはそれぞれ7時、6時半くらいにサーキット入りしました。どちらもP15に車を停めましたが駐車場にはそこそこ余裕があったように思います。聞いた話ではP16などは予選日の前日には満車になっていたとのことです。
グランドスタンド裏では食べ物やグッズを売っていたり、各メーカーが車両を展示していたり、ステージで催し物をやっていたりします。スケジュールは公式サイトにあったと思うので、気になる場合は事前にチェックしてから行くとよいでしょう。決勝日はシャトルバスもここで折り返しになります。
また、歩行者用地下通路をを使えばすぐにアドバンコーナーに行くことができます。
【ここから追記】
富士スピードウェイでは、シーズン前などにテストが開催されます。その際、普段はパドックパスがないと入ることのできないパドックが開放されることが多くあります(パドックフリーなどと書かれることが多い)。
ピットビルも、パドックフリーの際に入ることができる場所のひとつです。写真は、ピットビルAの最上階から撮影しています。ピットイン・アウトするマシンをはじめ、ピットロードを通過するマシンやメインストレートを通過するマシンを撮影することができます。
ピットビルA・Bの間に「第3ゲート」があります。ここには金網があるのですが、低い位置からマシンを撮影することができます。ここもパドックフリーであれば、誰でも入ることが可能です。
地図上、コントロールセンターの少し左にあるピットレーン入り口には、金網が一部ない場所があります。ここもパドックフリーであれば、誰でも入ることが可能です。マシンは思いの外高速でピットインしてくるので、タイミングをつかむのが少し難しいかもしれません。晴れていると、富士山がよく見えます。
地図上、Bの少し右側にレスキュー(車)が待機するポイントがあります。そこは金網がないので、撮影には向いているポイントかと思います。テストの時にはレスキューがいなかったのですが、実際のレースの際にはいるかもしれません。
【ここまで追記】
長くなりましたが、以上が観戦記になります。
D800を初めて導入したレースでしたので、また後でレースでのD800の使い勝手などを書ければと思っています。