NUARL N6 Pro - Weblog.

f:id:rio_t:20191228135610j:plain

ようやく今求めている機能・性能の詰まった完全ワイヤレス（True Wireless＝TWS）イヤホンに巡り会えたような感じです。

2019年はTWS迷走の年でした

2018-01-01から1年間の記事一覧 - Weblog.

Sennheiser MOMENTUM True Wireless - Weblog.

スタートは2018年からでした。B&O E8がとにかく不具合が多く、最終的に返品ということになってからは以下のTWSを買って試しました。

唯一長く使うことができたのはMomentum True Wirelessでした。その他の機種は音質もしくは接続安定性に難があり、特に後者でNGになったものがほとんどです。使用する場面のほとんどが通勤なので、朝の駅構内（新宿・東京駅あたり）で途切れにくいことが必須なのですが、これを満たしているのはMomentum True Wireless、N6 Pro、E8の3機種だけでした。iPhone Xで接続しているので、環境が変わるとまた話は違うかもしれません。

必要なスペック

TWSに求めるものは以下です。

接続安定性
音質（ある程度の情報量があること）
バッテリーの持ち
遮音性
充電ケースの端子がUSB-Cであること（無線充電は不要）

逆に特にこだわりがないのは以下です。

ノイズキャンセリング機能（アクティブノイズキャンセリングの方です）
外音取り込み機能

Momentum True Wireless、N6 Pro、E8以外の機種は1.または2.の理由でNGでした。

E8は不具合が多く、スペック的にもバッテリーの持ちがそこまでよくありません。音質は十二分によく、繊細なサウンドが好きな方には良いのではないかと思います。

Momentum True Wirelessは1.2.はバッチリなのですが、3.4.に難あり、という感じです。通勤だけに使うなら3.は良いのですが、外で数時間使って帰宅という場面や出張でバッテリーが持たない、ということが何度かありました。また、充電ケースに戻してもうまく充電されていないことが何度かあり、音楽が聞けなかったこともあります（イヤーチップは純正だったので接点に触れていないことはなかったのですが発生。ケースのバッテリーも残量があったようなので、原因がよくわかりません。イヤホン本体をリセットしたことで直りました）。

音場の広さとトレードオフなのか、遮音性はかなり低いです。静かな環境であれば気にならないと思うのですが、電車ではそうもいきません。

N6 Proは必要な機能・性能を備えた機種

f:id:rio_t:20191228145720j:plain

N6 ProはMomentum True Wirelessで不満だった点をうまく補ってくれています。1.2.も問題なく使用できています。単体で11時間再生が可能なのも◎です。

人により好みが分かれそうなのは、ノイズキャンセリング/外音取り込み機能なし・操作系はハードボタンという部分でしょうか。ハードボタンでは再生/一時停止、ボリュームアップダウンがワンプッシュの操作ででき、曲送りは長押し（2秒）となります。

装着した感じは、ループサポートもあり安定している感じがします。走ったりしてもとれることは今のところありません。

f:id:rio_t:20191228150603j:plain

音に関しては、15時間くらい鳴らしたあたりの印象＝ATH-W5000に近い音作りだということです。E8やMomentum True Wirelessのような曲をうまくまとめて鳴らしてくれる感じというよりは、解像度高く一音一音しっかりと鳴るイメージです。バランスはフラット〜高音より。N6無印ともかなり違う音作りのようなので、値段差というよりは好みで選べる感じのようです。

また、NT01AXのときにあった無音時にノイズが乗る問題は、今ところ起きていません。

f:id:rio_t:20191228150539j:plain