Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2

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Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2 - - 音質に妥協はいらない

https://ja-jp.sennheiser.com/momentumtruewireless-2

 

(これまでの完全ワイヤレスイヤホン沼)

 

2020年も相変わらず完全ワイヤレスイヤホン沼が続いています。N6 Proはいいイヤホンだと思うのですが、使っているうちに接続安定性に少しだけ難ありということがわかりました(難ありと言っても朝の新宿駅のような厳しい環境で音飛びが発生するだけです)。

そんな中、ゼンハイザーからMOMENTUM True Wirelessの弱点だったバッテリーの持ちと遮音性(アクティブノイズキャンセリング=ANC搭載)を改善したMOMENTUM True Wireless 2が発表されました。興味津々だったのですが、この状況なので買っても使えない…と思っていましたが、品薄になっていたようでGW明けから使うために注文し先日届きました。届いたのはいいのですが結局5月末までリモートワークになり、いつもの環境で使うのは6月に入ってからになりそうです。

 

 

1と比べて良くなった点(まとめ)

  1. バッテリー持ちの向上(ANCあり&イヤホン単体で6時間くらい稼働しました。なしでは仕様上7時間ということになっています。1は4時間でした。)
  2. 遮音性向上(ANCの効果と本体が小さくなりよりフィットするようになった)
  3. タッチコントロールがカスタマイズできるようになった

 

以下写真など。

 

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2になりホワイトモデルが追加されたので、あまり深く考えずにこちらを選びました。

 

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ケースは1に引き続きファブリックで手触りがよいです。おそらくケースのサイズは1と同じかと思います。

 

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USB-Cでの充電で、充電時間は1.5時間(フルチャージ)/ 10分(1.5時間動作) ということのようです。後者は新しい仕様かなと思うのですがちゃんと調べていません…。1同様USB-C端子の横に充電状態を示すランプがあります。

 

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本体サイズが小さくなりフィット感向上とのことですが、1の時からフィット感は良く、あまり気になっていませんでした。フィット感の良さは1を引き継いでいる印象です。イヤーピースはこれを使っています。

 

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ノズルは1同様非常に短いタイプです。1の時は度々耳にイヤーピースが残ったりすることがありましたが今回はどうか…。

またANC用の穴が空いているのは2で外観的に大きく変わった部分です。ANCは各所でレビューが上がっていますが、かなり効きが弱いです。家の中で使っている感じでは、赤軸のメカニカルキーボードをタイプする音はかなりはっきり聞こえます。一方扇風機や空気清浄機の動作音はかなり低減されています。電車や街中でどうか早く試してみたいですね。SONYWF-1000XM3ではものすごいANCの効きを実感したのですが、これはそういう感じのものではありません。ANC目当てで買うのはやめたほうが良いかと思います。

一方音楽を聴くという意味では、ANC+フィット感向上による遮音性UPで十分聴けるようになったと思います。

 

音質は1と同じような感じで十分な性能があると思います。すごく感覚的ですが、音楽を聴くのはMOMENTUM True Wireless 2、音を聴くのはN6 Proという気がします。ウエットで空間を感じ取りやすいMOMENTUM True Wireless 2と、ドライで解像度の高いN6 Proで性格がかなり違うので、いろいろ聴き比べてみると面白いです。N6 Proの音についてはこのあたりが感覚的に近いです。

 

接続安定性が1と同様問題なければこれで完全ワイヤレスイヤホン沼も終わりたいところ…ですがまだまだ気になる製品もあったりして先は長そうです。