N6 Pro2
完全ワイヤレスイヤホン沼が終わった(終わってない)状態ですが、これまで愛用していたN6 Proの後継機種が出るということで、初めてトレードアップを使用してN6 Pro2を入手しました。トレードアップを使用すると、8000円+送料でN6 Pro2を入手できます。
トレードアップではNT01AXを下取りに出したので、N6 Proも手元に残しています。写真左がN6 Pro(以下無印)、右がN6 Pro2です。ケースは瓜二つで、おそらく素材も同じ(手触りの良いやつ)。底面の製品名以外見分けが付きません。
左右はケースと同じ並びで本体も何枚か。ボタンの色以外では、外音取り込み用の穴の有無が違うくらいで(写真だとよく見えませんが、本体の外側にあります)、こちらも瓜二つ。
無印と同じくステムが太め・長めなので装着感は確認しておきたいところです。
無印は標準のイヤーピースで問題がなかったのですが、2は標準のイヤーピースで少し違和感があり(なぜかはわかりませんが)、今の所SpinFitのイヤーピースをつけてみてみたり、NUARLが出しているフォームタイプをつけてみたりしています(写真はSpinFit)。
ちなみにこのフォームタイプのイヤーピースですが、装着がかなりきつくなっているので、逆側からピンセットで広げながら装着しました。
細かい点ですが、ケースを開いた時点でペアリングを開始する仕様だった無印から変更があり、N6 Pro2ではイヤホンをケースから外した時点でペアリングを開始するようになりました。
XM4と比較すると、充電器のワイヤレス充電機能なし、ANCなし、再生コントロール系のボタンが物理ボタンといった機能面の違いがありますが、価格が半分程度ですのでそこは納得のいく仕様です。むしろ物理ボタンあたりは好みの方もいるかもしれません。
音質重視で接続安定性も高く、再生可能時間も8時間以上確保されていて、金額も手頃なものでいくとN6 Pro2はいい選択肢だと思います。
画像はN6 Pro2から対応したアプリなのですが、ここはまだ発展段階という感じがします。個人的には以下改良をお願いしたい部分です。
- 音量の調節は特に最小側がより小さな音量で鳴らせるとよい
- イコライザーは2種類しかないので自分で帯域ごとに設定できるか、プリセットを増やしてほしい
- 物理ボタンへのコントロールの割当もパターンから選択するようになっているが、個別のボタンへの割当が自分で設定でき、かつ無効(押してもなにも動作しない)も設定できるとよい
音質は無印の方向性を継承しつつ、1音1音がよりクリアになった印象です(イコライザーはフラットで使用)。ですので低音域寄りのバランスが好みな方にはおすすめできません。とはいえ無印の頃から情報量も多く、この価格帯では一番好みの音です。ただ、無印とそこまで大きな差があるか?と言われると…聴き比べれば明らかに無印とは違うのですが。フォームタイプにすると高音域が少しまろやかになりフラットに近いバランスに感じます。
装着感は先の通り純正イヤーピースではないものが個人的には必要でしたが、一度ポジションが決まってしまえばズレたりすることもなく問題なく使えています。装着感的には私のベストはフォームタイプでした。
接続安定性は無印と同等くらいのイメージです。XM4には劣りますが、混雑した駅構内などで使ってもストレスになるような音途切れは今の所起きていません(駅構内で1~2回途切れる程度)。
結局のところ買いか?で言うと、
- 完全ワイヤレスイヤホン1台目の人
- 無印以外のNUARL製イヤホンを持っている人(8000円でトレードアップ可)
- 無印も持っているけどN6 Pro2でどれくらい音が良くなったか気になる人
にはおすすめできそうです。私は買ってよかったと思っていますが、正直XM4の完成度があまりにも高いので、出番は少ないかもしれません。