2020 冬キャンプ道具まとめ
【この記事ははんドンクラブアドベントカレンダー19日目の記事です】
皆さんこんにちは、りおつと申します。
はんドンクラブアドベントカレンダーの記事はどれもなんだかクオリティが高く読んでいて面白いものばかりです。とてもプレッシャーです。前日のたひさんの記事も拝見しました。すごい、壮大なお話です。翌日20日目のせいべさんもとっっっっっってもすごい記事だと思いますので、楽しみにこの記事を書いています(作成中の様子)。
(せんべいは燃えているか)
私については、固定トゥートをご覧いただくか、昔作ったプロフィールもありますのでリンクしておきます。
この記事では、冬キャンプ道具についてまとめています。今年始めたキャンプですが、買ってとにかく試してみるスタイルで今年1年やってみて、「これから始めるなら何を揃えるか…」という視点で道具をピックアップしてみました。
これから冬キャンプ(特にソロ)を始めてみたい!という人向けの内容になります。キャンプは人によって目的や環境も違ってくると思いますので、前提から書いていきたいと思います。
この後からは真面目に書いています。
1.人数と目的と交通手段、地域
(こんな感じでキャンプしています。画像はイメージです)
想定している人数は1人メインで、時折2人となります。グループでキャンプする場合は、1人用の機材を持ち寄る感じです。
キャンプで重視しているのは、「食べる・飲む・焚き火をする」です。このあたりの機材が厚めになります。冬なので、これにプラス防寒・暖房器具が追加されます。
交通手段は車のみになります。そのため機材のコンパクトさや重量はあまり重視していません。キャンプするエリアは関東、福島、静岡あたりですので、これより北の場合や時期によってはさらに防寒・暖房器具をしっかり準備したほうがいいかもしれません。
2.食べる・飲む
(外で食べるご飯、飲むお酒はスペシャルにおいしい)
食材や飲み物を運搬・保管する / 調理する / 食事する / 片付ける の工程で使っているものを記載します。
[食材や飲み物を運搬・保管する]
(使っているクーラーボックスのサイズ感が伝わればと思います)
クーラーボックスの中に冷やしておく食材や飲み物を入れています。2Lのペットボトル2本と食材を入れてちょうどいいサイズです。折り畳めてコンパクトにもなる&簡易テーブルとしても使えます。1人なら二泊三日、2人で一泊二日くらいの食料と飲み物が入るイメージです。冷やす必要がないものはトートバックに入れています。
- Amazon | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 保冷バッグ 【容量25L/折り畳み収納可】 スーパーコールド クーラーバッグ ブラック UE-577 | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) | クーラーボックス
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07CCT7D7M/
レトルトや惣菜、コンビニで買ってきた温めるだけのものを作るだけなら不要ですが、調味料や少量の食材が必要な場合には、100均で調味料用のケースやボトル、小分けのタッパーを買っておくと便利です。調理や食事のときにも100均は大活躍しています。
[調理する]
何をするにもまずは火です。ガスか焚き火か炭火か、という感じではないかと思うのですが、お手軽で火の調整が簡単なガスをメインに使っています。
ガスもCB缶(家庭のカセットコンロでよく見る縦長のやつ)と、OD缶の2種類があり、入手性の良さからCB缶を使っています。
参考:ちゃんと説明できる?ガス缶の「CB缶」と「OD缶」の違いについて【キャンプの教科書】 | CAMP HACK[キャンプハック]
https://camphack.nap-camp.com/3195
(米を炊いています)
メインの調理用にタフまるJr、直径20cmまでの調理器具が使えます。お米を食べるなら専用のクッカーがあると良いです。お焦げありのおいしい白米を外で食べる、これ以上ない。ちなみに私は日本酒を飲みながら米を食べる白米大好き人間です。
あとはマルチプレートがあれば、焼いたり煮たりするには十分ですが、焼肉をするぞ!という方にはグレルプレートがあるとなおよしです。冬は料理もすぐ冷めてしまうので、夜は煮物や鍋&2人以上という場合には、お鍋があると便利です。
- Amazon.co.jp : Iwatani カセットフー タフまるJr. : ホーム&キッチン
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08GQWXB7N/
- Amazon | ユニフレーム ライスクッカーミニDX 660331 | ユニフレーム(UNIFLAME) | ハンゴウ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000SZZPY8/
- Amazon | イワタニ ジュニアマルチプレート ガラス蓋付き CB-P-JRMG | イワタニ | スポーツ&アウトドア
https://www.amazon.co.jp/dp/B08FM9B6CW/
(以下追加であるとなおよし)
- Amazon | スターグリルプレート 黒舟L 12254 | STAR(スター) | 鉄板・網
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B002Y1QRQO/
- Amazon.co.jp : アイリスオーヤマ 両手鍋 無加水鍋 20cm ガス火/IH対応 お手入れ簡単 軽量 時短・節約シリコン取っ手・レシピブック付 レッド MKSS-P20 : ホーム&キッチン
(一番最初に買ったバーナーです)
こちらはサブの火で、水を沸かしたりクッカーの蓋でちょっと調理するときに使っています。冬は温かい飲み物を作ることも多いと思いますので、2つ火があるととても便利です。
- Amazon | イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB | Iwatani(イワタニ) | シングルバーナー
- Amazon | スノーピーク(snow peak) トレック 1400 SCS-009 | スノーピーク(snow peak) | コッへル・クッカーセット(トレック900のワンサイズ大きいもので、マトリョーシカ的に収納できます)
あとは100均で調理箸や包丁、まな板などを揃えます。
(スキレットはリンクの商品とは異なります)
キャンプといえばスキレットで料理!という方にはこちらの本体と蓋セット、もしくは100均でも入手できますので、試しに使ってみるのも良さそうです。手入れが面倒で私は使っていません。
Amazon | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) グランピング キッチン用品 スキレット カバー ミニ フライパン 蓋UG-3017 | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) | ダッチオーブン・スキレット
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01CRVT43S/?th=1
[食事する]
食事で使うカトラリー関係は100均で揃えました。食器についてはクッカーでそのまま食べるか、使い捨ての紙皿・コップを使っています。前者の場合はシリコンの鍋敷きがあると机を汚さなくてすみます(これも100均で買えます)。
[片付ける]
(つけ置き中)
片付けはつけ置きしておけると楽になるので、折り畳めるバケツに水を張ってサイトに置いています。現地ではつけ置きしたものをざっと洗ってこのバケツにまとめておき、家に帰ってから必要なものは再度洗うようにしています。なので乾かすための道具は特に用意していません(拭くためのクロスは持っていっています)。
- Amazon | Naturehike 布バケツ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07VWKWH6L/
- Amazon | グリーンモーション(GREEN MOTION) エコキッチンクリーナー リフィル 200ml | GREEN MOTION(グリーンモーション) | ドラッグストア(ざっと洗うときに使う洗剤)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00CLNJ6ZE/
- Amazon.co.jp : レック 激落ちクロス マイクロファイバー 10枚入
3.焚き火をする
焚き火をする、焚き火を見ながらくつろぐという観点で書いています。
(焚き火をiPhone12Proで撮影)
まずは焚き火台です。とにかく設置が簡単な焚き火台を使っています。脚を出して置くだけ、複雑な機構もないので、洗うのも簡単です。焚き火台では基本調理しないスタイルでやっています。やる場合は五徳と炭火でやっていますが非常に稀です。
- Amazon | コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク 直径約45cm 重量約1.6kg 2000031235 | コールマン(Coleman) | スポーツ&アウトドア
- Amazon | ウェーバー(Weber) バーベキュー コンロ BBQ グリル 着火剤(薪への着火に)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0167A9FBQ/
薪をあれこれするトングや空気を入れる棒は100均で買えるので準備しました。焚き火の際は手が熱いので軍手などがあるとよいです(汚れ防止にもなる)。着火剤に火をつけるのはマッチでも十分ですが、最近SOTOのガストーチを買いました。
(このキャンプ場はウッドデッキで焚き火禁止だったので置いていませんが、普段は椅子の横あたりに焚き火台があります)
焚き火の近くに座ってやりますので、椅子とテーブルが必要です。物をどんどん置いていく派なので、テーブルは大きいものを使っています。
- Amazon | [クイックキャンプ] 一人掛け ローチェア 2脚セット ブラック QC-ASC60*2 | クイックキャンプ | スポーツ&アウトドア
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07BHVNQPK/→クッションもあると良いです
→ヘリノックス風の椅子が良い場合はこちらがオススメです。火の粉で燃えにくいT/C素材です
- FIELDOOR(フィールドア) | ウッドロールトップテーブル(120サイズを使っています)
https://fieldoor.com/furniture/woodrolltoptable/
4.居住空間の確保
テントやターブ、寝る場所も必要になります。
(V60は後席を倒すとフルフラットになるので、そこにエアマット+寝袋で十分寝れます)
ソロで車があれば、テントなしで車中泊でも良いと思っています(車種にもよります。ステーションワゴンはいいぞ)。テントを買う場合は、例えば初回のキャンプで車中泊をして、他に来ている人たちのテントを見てみると良いかもしれません。私の場合は、設営と撤収の楽さとテント内の広さのバランスで決めました。
(テント内で立てると何かと楽です)
- Hilander(ハイランダー) A型フレーム ネヴィス HCA2023|アウトドア用品・釣り具通販はナチュラム
https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=7000102→2人分コットを置いても十分な広さがあります。ソロなら室内にプロジェクターとスクリーンを置いて使うこともできます。
※このテントは2人以上で組み立てが推奨されています。一応一人でも組み立てられていることをご報告します(結構力は要りますが)。
(ターブをテントに固定するので設営も比較的簡単です)
タープはテントと連結する前提で選びました。このサイズで2人でちょうどよい感じです。近くで焚き火することも想定して、テントとともにT/Cにしています。
- TENT FACTORY | TCウィングタープ
https://www.tentfactory.jp/items?uid=001008008
→ポールが付属しないのでこのあたりを使います
(撮影用に出したペグとペグハンマー)
設営にはペグとペグハンマーが必要です。ペグは付属していますが即曲がりますので、丈夫なものを選びました。また、無くしにくいという意味では黒ではない色が良いです。
- Amazon | エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm カチオン電着塗装 8本セット MK-280K MADE IN JAPAN | エリッゼ(ELLISSE) | ペグ・ステーク
- Amazon | FLYFLYGO ペグハンマー キャンプ設営用具 キャンプ アウトドア ハンマー (ステンレス鋼) | FLYFLYGO | ハンマー
(電源ありのサイトでホットカーペットまで敷いた図)
寝る用の装備は寝袋、コット、エアマット、枕です。特に寝袋はちゃんとしたものを準備したいところです(Amazonで売っているクソ安寝袋でとても寒い思いをしました)。エアマットを使い始めてちゃんと睡眠を取れるようになった気がします。車中泊でも使えるので常備しています。
- Amazon | イスカ(ISUKA) 寝袋 ニルギリEX ネイビーブルー [最低使用温度-15度] 158421 | ISUKA(イスカ) | 寝袋・シュラフ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B015VZVWUA/
→かなり暖かい寝袋で、場所や時期、人によっては暑いくらいかもしれません(寒がりの人用かも)
- Amazon | イスカ(ISUKA) アルファライ700X インディゴ [最低使用温度-6度] 111809 | イスカ(Isuka) | 寝袋・シュラフ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DL5L6R2/→ダウンではないですが、ニルギリEXと同じくらいコンパクトに収納できる寝袋で、冬でも殆どの場合これでいけそうです
- Amazon | Moon Lence アウトドアベッド 折りたたみ キャンプコット 簡易 コンパクト 超軽量 耐荷重160kg 枕*収納ケース*キャリーバッグ付き 防水 通気性 | Moon Lence | 折りたたみ式ベッド
- 車中泊マット8㎝ (QC-CM8.0) | QUICKCAMP(クイックキャンプ)公式サイト
https://quickcamp.jp/allitems/sleeping/qc-cm8-0/
- Amazon | FIELDOOR インフレータブルピロー ブラウン
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M7QN1X6/
5.防寒・暖房器具
冬で外なのでとにかく寒いです。防寒と暖房器具で暖かくします。
防寒はユニクロ&ワークマンで落ち着きました。ヒートテック上下と、イージスを使っています。アウターは焚き火で焦がす場合もあるので(実績多数)、安く抑えられるワークマンを多用しています。
暖房器具は、電源がある/なしでかなり変わってきます。サイトに電源がある場合は家庭用のホットカーペットやセラミックヒーターでテント内をかなり暖かくすることができます。ただ、基本的には電源がないところが多く、ない前提で準備しておいたほうが選べるキャンプ場が増えるので、そのようにしています。
また、暖房器具は外にいるときと寝るときで別々に考えてます。外にいるときは焚き火があれば暖かいですが、寝る前や撤収日の朝など焚き火しにくい場合もあるので、ストーブを持っていっています。
(ストーブをつけるとすごく明るいです。天板の上が熱くなるので、鍋の保温などにも使えます)
- Amazon | トヨトミ 対流形 石油ストーブ (木造7畳まで/コンクリート9畳まで) 日本製 ホワイト RB-2500(W) | トヨトミ(TOYOTOMI) | ホーム&キッチン 通販
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07H2CYNT8/
→収納ケースにちょうどよいサイズのドライバッグとセットで
→暖房兼、照明&調理器具としても使えて重宝しています
- Amazon|KEYNICE 湯たんぽ 充電式
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07Z4V1H5Q/
→これを寝袋に入れておくと非常に暖かいですが、電源が必要になってしまうのでポータブル電源を準備しました(電源ない前提と書きましたが、一時的にある程度電気が使えるのはやはり便利です。災害時の備えと言い聞かせて買いました)
6.その他必要なもの
(照明なのに光ってるところを撮っていなかった)
照明は充電式のLEDにしています。風情はないですが、扱いが楽です。
- Amazon.co.jp: Superway Ledランタン金属製フック昼光色 電球色 昼白色 モバイルバッテリー 11200mAh (gray): スポーツ&アウトドア
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B078BXNGFY/
→メインライトとして。テント内側の三角のてっぺんのところにつけています。黒いカラビナは別売りです
- Amazon | Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH USB充電式LEDミニランタン 150ルーメン 防水 懐中電灯付 XX1366 32005 | GOAL ZERO | パソコン・周辺機器 通販
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01IQXDTGY/
→サブとして買いましたがメインと遜色ない明るさです。自サイト以外のところに歩いて行くときのライトとしても重宝していますが、品薄なのか価格が上がっています
(左上がボックスです、椅子とのサイズ感比較画像です)
道具関係をまとめておく収納ボックスは、簡易的なテーブルや椅子にもなるものを選びました。
- ポリプロピレン頑丈収納ボックス・大 約幅60.5×奥行39×高さ37cm 通販 | 無印良品(大2と特大1でキャンプ用品や調理器具などを入れています。トラスコのOEM品ではこれが一番安そうな感じです→調理・食器用、寝具・焚き火関係、2人目がいるとき用ものをまとめた3つで運用しています。)
いかがでしたか?
新型コロナウイルスの影響で冬もキャンプ場は賑わっています。写真は初めてキャンプをした2020年1月のふもとっぱらですが、朝は-5度くらいで全てが凍っていました(外に出していたクッカーに水を入れたら、クッカーに触れた瞬間に凍っていたのをよく覚えています)。冬は虫が出ないかわりに本当に寒いので、特に暖を取る装備はきちんと揃えてからキャンプで最高になりましょう。繰り返しになりますが本当に寒いです。
以下の記事ではこれまでに買った道具や行ったキャンプ場をまとめています。ご参考まで。
最後に…
元々なんとなくキャンプをしてみたくて、バイクに乗っていた時代に一通り物は揃えていたのですが、結局一度もキャンプはせずにバイクを売ってしまってしばらく経っていました。2020年は何か新しいことを始めたくて、オートキャンプできるように準備も万全に(したつもりで)初キャンプ…から1年が経ちました。この一年で使う道具もだいぶ変わりました。
最近は冬になってきたので、月に2回くらいのペースでキャンプしています。週末ともなるとキャンプ場は結構混んでいますが、オートサイトは間隔も空いていて環境もよく、共用スペースはマスク着用やアルコール消毒など対策も徹底されている印象です。
1泊だとチェックイン時間によってはあっという間に終わってしまうので、レトルトやお惣菜、カップ麺、焼くだけの簡単料理になりがちです。が、それも十分においしくいただけるのがキャンプのいいところ。キャンプ場によっては地のものを売っていたりしますので、そういうのも楽しむのも良いかもしれません。
あとはなんと言っても焚き火です。焚き火臭くなろうが服や椅子を焦がそうが必ずやっています。焚き火のためにキャンプしていると言っても過言ではありません。みなさんも焚き火でレッツ無。
この間のキャンプで食べた肉です。牛さんありがとう。
(おわり)